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人生をワクワク生きる

映画「月の満ち欠け」を見た ※ネタバレあり

目黒ファンに囲まれて、大泉ファンの私が「月の満ち欠け」を観てきました。

周りも若めの女の子が多かったかなと思います。

突っ込みどころは多かったけれど、個人的には★★★★☆くらいの評価。

同じ映画の中で何回も涙がこぼれたのは初めてだったかもしれない。

(単純に人が亡くなると泣いてしまうタイプなのもあるけれど)

原作を買って帰ってきたんだけども、まずは原作未読の状態で感想を書き出します。

 

まず役者さんについて

 

・大泉さん

 さすがに20代を演じるのは無理があったけど(笑)

 子供が生まれたときも寄りの映像はさすがに40代に見えた。

 でも、50代くらいになったくたびれた様子のところから見ると、だいぶ若返ってた。

 大泉さんって、顔がきれいすぎないからリアルに見えるのかね?本当に不思議な魅力だと思う。小山内さんの役を、他の人がやるのが考えられないくらいハマってたなぁと思います。

 

柴咲コウ

 本当にかわいい。おっとりした女性の役だったけど、もう可愛すぎる。

 旦那さんのことを大好きなところもかわいい。

 子供が成長してから髪の毛をバッサリ切るんだけど、あればコウちゃんの案だったしい。時間の経過も見えてすごくよかった。

 あんなお母さんいたら、最高。

 

有村架純

 かわいすぎる。目黒くんとのシーンはまじで架純ちゃんのイメージビデオ(笑)

 月の光に照らされているところは本当に美しすぎて、ドキッとした。

 あんだけ可愛かったら、何日も駅とか映画館で待っちゃう気持ちわかるよ…。

 可愛いけど影のあるミステリアスな女性を上手に演じてた。

 大人の女性を演じるようになったんだなぁと感慨深くなってしまった。

 

・目黒くん

 冴えない大学生な感じがうまく表現できてた。

 どうしても台詞を読んでます感は拭えない部分はあって、演技はまだまだこれからに期待だけど、彼にしか出せない色気と雰囲気があるなぁと思います。

 Tシャツ脱いだときの上半身むきむきだったのは、ちょっと三角のイメージと違くてドキッとしてしまいました(良い意味で)

 

田中圭

 最高にホラーな男を演じてた(笑)

 田中圭もかませ犬の役よくやるよね…。

 品があるから御曹司の役も似合う。

 瑠璃への執着は怖かったけど、(特に瑠璃2)瑠璃1のせいで自分の人生がめちゃくちゃになったと思ってるから、仕方ないね。

 

 

 

まずどうしても許せないのが、

冒頭、ホテルのラウンジで大泉さんと伊藤沙莉ちゃんが話をするシーンの

「あなたの娘、瑠璃と」「あなたの妻、梢さんが」っていう説明台詞。

くそ台詞すぎる。絶対に日常で言わない不自然なセリフすぎて、この後大丈夫か?って

一気に不安になった。

全体的に台詞口調「~なのよ」とかが多かったのも気になった。

なんで演劇の台本ってそうやって書いちゃうんだろう。

~だわ!とか。今時ディズニープリンセスしか使わないでしょそんな口調。

 

好きだったのは、

前半の、小山内さんの過去、三角が訪ねてきてから入る瑠璃1の過去のシーンかな。

静かでゆっくりなんだけど、どんどん引き込まれて行ってポップコーンを食べるのを忘れるくらい見入っちゃった。

あと、小山内瑠璃ちゃん(瑠璃2)が小学生のときに急にいなくなって、ひとりで行ってた高田馬場レコード店までの道を、雨の中三角が走っていくシーンが個人的に好きだった。

あーこの道を瑠璃2は覚えてて歩いて行ったのねとわかるシーン。

雨の中で初めて出会って、雨の中で再開するっていうのがベタだけどロマンチックでよかった。

全体的にわかりやすい映画で、どんでん返しはなかったけれど、とっても見やすかったと思います。

 

ちなみに、後半の大泉さんと沙莉ちゃんとのシーンは、間延びしてて結構飽きちゃったんだよなぁ。伊藤沙莉が嫌いなわけではないんだけど、だったらもっと柴咲コウ有村架純ちゃんを観たかった。

あと瑠璃3は、ちょっとやりすぎな感じがした。

 

これから原作を読むよ。